亜りん酸粒状1号（0-7-5）【10kg】長期利用向き｜吸収されやすい亜リン酸肥料｜OATアグリオ｜化成肥料 [TKK-OATAR110]

亜りん酸をもっと手軽に散布でき、りん酸を効率よく吸収させるための手段として開発した肥料です。
基本的な使用方法は、土壌混和及び株元散布です。

■亜りん酸とは？

・亜りん酸は、りん酸より酸素が一つ少ない小さな分子構造のため、作物への吸収性が優れるという特徴があります。
・また、細胞の増殖時に毒素成分の増殖を阻害するファイトアレキシン効果があります。これは動物に喩えるとワクチンに相当する機能です。

■特長

・健康な苗を育成します
・根群充実、活着促進
・品質向上、収量アップ！
・粒状で撒きやすい！
・液体タイプより長く効く

■効果と使い分け

・亜りん酸粒状1号と亜りん酸粒状2号は、成分配合量が異なります。以下を参照し適切に使用してください。

《亜りん酸粒状1号》→長期利用

・りん酸と加里をバランスよく配合
・長期溶出型なので、育苗期間が長い、あるいは栽培期間が長い作物に適する
・播種時の使用土壌混和及び育苗期のセルトレイ散布ができる
・黒大豆の育苗時と土寄せ時に施用
・ネギの育苗時に施用
・ラッキョウの植え付け時に施用
・健苗育成、増収効果、品質向上、根群充実、樹勢強化に貢献します。

《亜りん酸粒状2号》→ピンポイントに利用

・りん酸が100％水溶性りん酸製剤なので即効性があります
・すぐに効かせたい場面（土寄せ時および夏越し、冬越し準備）でのスポット施用
・水稲の播種および育苗時施用
・ネギの土寄せ時および夏越し施用
・ブロッコリーの土寄せ施用

■使用方法

豆類：
使用時期：播種時〜定植〜着蕾期
使用量：
育苗セルトレイ処理…土壌1Lあたり3-10gを土壌混和または均一散布
本圃処理…10aあたり2-30kgを株もと散布または植穴土壌混和

果菜類、葉菜類：
使用時期：播種時〜定植〜生育期
使用量：
育苗セルトレイ処理…土壌1Lあたり3-10gを土壌混和または均一散布
本圃処理…10aあたり2-30kgを株もと散布または植穴土壌混和

根菜類：
使用時期：播種時〜定植〜肥大期
使用量：
育苗セルトレイ処理…土壌1Lあたり3-10gを土壌混和または均一散布
本圃処理…10aあたり2-30kgを株もと散布または植穴土壌混和

芝：
使用時期：張替時〜更新作業時
使用量：10-20g/平方ｍ散布

■仕様

保証成分量：
く溶性りん酸 7.0％
内水溶性りん酸 4.0％
水溶性加里 5.0％
登録：生第89343号
名称：PK粒状肥料1号
外観：類白色細粒
粒径：0.8mm
崩壊性：あり
臭い：無臭
pH：5.0（20％液）
組成：亜リン酸塩、鉱物物等
※組成割合については非公開
SDS（メーカーサイト）：
https://www.oat-agrio.co.jp/cgi/psearch/item/2013101717593704/x89343_msds_1.pdf

■使用上の注意

・処理量は作型、作物、土壌状態により、適宜加減してください。
・土壌混合の場合は、混合ムラのないように均一に混合してください。
・育苗箱及び育苗セルトレイの上から散布する場合は均一に散粒し、葉に付着した粒を払い落とし、軽く散水してください。
・育苗セルトレイ処理に際し、該当作物又はその新品種に本肥料を初めて使用する場合は、事前に生育抑制などの有無を十分確認してから使用してください。
・多量に与えると生育が抑制される場合がありますので、散布量に注意してください。
・アルカリ性資材とは混用しないでください。
・高温、乾燥、多湿条件など、不適切と思われる条件での散布はさけてください。
・使用後は洗眼やうがいをし、皮ふに付着した場合は洗い流してください。
・眼に入った場合は、直ちに多量の水で洗い、できるだけ早く医師の診断を受けてください。
・誤って飲み込んだ場合は、できるだけ早く医師の診断を受けてください。
・石灰硫黄合剤と混合すると、有毒なガスが発生するおそれがあり、危険ですから混用しないでください。

■保管上の注意

・肥料以外の用途には使用しないでください。
・幼児等の手の届かない場所に保管してください。
・開封したまま放置すると吸湿しますので、袋の口を密封してください。
・直射日光をさけ、冷暗所で荷崩れが起こらないように保管してください。
・空容器は圃場などに放置せず、適切に処理してください。

■内容量

10kgポリ袋